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株式会社小田急電鉄
種類 株式会社
市場情報 東証1部 9007
略称 小田急、OER
本社所在地 160-8309
東京都新宿区西新宿一丁目8番3号
電話番号 03-3349-2054
設立 1923年(大正12年)5月1日
業種 陸運業
事業内容 旅客鉄道事業 他
代表者 取締役社長 大須賀ョ彦
資本金 603億5,900万円
売上高 単体:1,629億円(2006年3月期)
連結:6,104億円(2006年3月期)
総資産 単体:1兆629億円(2006年3月期)
連結:1兆3,061億円(2006年3月期)
従業員数 3,478名(2006年4月1日現在)
決算期 3月
主要株主 第一生命保険 6.81%
日本生命保険 6.25%
日本マスタートラスト信託銀行(退職給付信託口・三菱電機口)
3.51%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 3.06%
明治安田生命保険 3.04%
主要子会社 小田急不動産
小田急建設
小田急箱根ホールディングス
江ノ島電鉄
関係する人物 利光鶴松
安藤楢六
外部リンク www.odakyu.jp/
歴史
戦前の小田急は利光鶴松が経営した電力資本・鬼怒川水力電気を親会社としていた。利光は郊外鉄道の将来性に着目し、東京市内の地下鉄網「東京高速鉄道」・山手線を外周する「東京山手急行電鉄」・城西地区の開発を目的とした「渋谷急行電鉄」などを次々と企画した。結局実現したのは小田急線と井の頭線(渋谷急行計画の後身)だけであったが、東京高速鉄道は後に五島慶太らの手により実現した。
電力国家管理に伴う日本発送電への統合で、基幹事業の電力部門を奪われた鬼怒川水力電気は小田急を合併し、電鉄会社となったが、中国山東半島での鉱業に乗り出したのが裏目に出て同社の経営を圧迫した。失意の利光は高齢もあって引退を決意。一切の事業を東京横浜電鉄の五島慶太に譲渡した。このため企業乗っ取りの歴史である大東急形成の中で、小田急だけは事情が異なるのだが、大東急解体の旗頭となったのもまた小田急であった。
新発足時、井の頭線を京王帝都電鉄(現・京王電鉄)へ移管する代わりに、戦前は無関係であった箱根登山鉄道と元来東京横浜電鉄の関連会社であった神奈川中央交通を東急から譲受し子会社とした。また、やはり戦前は無関係だった江ノ島電鉄の持株の一部も東急から譲受したが、後に買い増しを行い系列下に収めている。
近年、犬猿の仲と称された西武鉄道と営業資産(観光地や鉄道ハード)の協力関係、共通商品の開発に乗り出して功を奏している。
箱根地区を巡る西武鉄道グループとの確執は「箱根山戦争」の項を参照。
年表
1923年(大正12年)5月1日 小田原急行鉄道株式会社創立。資本金1,350万円。取締役社長に利光鶴松が就任。
1927年(昭和2年)4月1日 一部単線で小田原線全線を開業。初乗旅客運賃、大人5銭、小児3銭。当時の駅数は38駅。同時に向ヶ丘遊園地を開園。
1927年(昭和2年)10月15日 小田原線の全線複線開通。急行運転を開始する。
1929年(昭和4年)4月1日 江ノ島線全線開業。当時の駅数は13駅。
1935年(昭和10年)6月1日 新宿〜小田原間のノンストップ特急運行開始。当時の特急名は「週末温泉特急」。
1938年(昭和13年)4月1日 通行税改定に伴う、旅客運賃改定。51キロ以上移動をした場合に限り、通行税2銭が運賃に加算される。
1938年(昭和13年)6月1日 バス事業開始。
1940年(昭和15年)4月1日 通行税改定に伴う、旅客運賃改定。41キロ以上81キロ未満移動をした場合は、通行税2銭が、81キロ以上移動した場合は、通行税15銭が運賃に加算される。
1940年(昭和15年)5月1日 帝都電鉄(現・京王井の頭線)を合併。資本金4,280万円。
1941年(昭和16年)3月1日 親会社に当たる鬼怒川水力電気への合併に伴い「小田原急行鉄道」解散。鬼怒川水力電気は小田急電鉄株式会社と改称して新発足。資本金8,780万円、取締役社長に利光鶴松が就任。
1942年(昭和17年)4月1日 通行税改定に伴う、旅客運賃改定。旅客運賃改定。41キロ以上81キロ未満移動をした場合は、通行税5銭が、81キロ以上移動した場合は、15銭が運賃に加算される。
1942年(昭和17年)5月1日 陸上交通事業調整法の趣旨に則り、京浜電気鉄道と共に東京横浜電鉄に吸収合併され、東京急行電鉄(大東急)となる。
1944年(昭和19年)4月1日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、大人10銭、小児5銭。同時に、通行税が改定され、21キロ以上キロ当たり5厘の通行税が運賃に加算される。
1944年(昭和19年)5月31日 陸上交通事業調整法により、京王電気軌道も東京急行電鉄に統合される。
1945年(昭和20年)4月1日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃は変わらず。
1946年(昭和21年)4月1日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、大人20銭、小児10銭に。
1947年(昭和22年)3月1日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、大人50銭、小児30銭に。
1947年(昭和22年)7月7日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、大人1円、小児50銭に。
1948年(昭和23年)5月18日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、大人2円、小児1円に。
1948年(昭和23年)6月1日 東京急行電鉄から分離し、京王帝都電鉄(現・京王電鉄)、京浜急行電鉄と共に資本金1億円の小田急電鉄株式会社として再発足。その際旧帝都線は京王帝都電鉄の所属になる。同時に箱根登山鉄道と神奈川中央乗合自動車(現在の神奈川中央交通)を関係会社に加える。
1948年(昭和23年)7月18日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、大人3円、小児2円に。同時に、通行税が改定され、キロ当たり運賃の2割が加算される。
1948年(昭和23年)10月16日 復興整備車により、戦後初めて新宿駅〜小田原駅間のノンストップ特急運転開始。
1949年(昭和24年)5月5日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、大人5円、小児3円に。
1949年(昭和24年)9月17日 特急列車の毎日運行開始。それに伴い初の特急専用車1910形就役。
1950年(昭和25年)4月1日 通行税廃止に伴う、旅客運賃改定。初乗旅客運賃は変わらず。
1950年(昭和25年)5月12日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃は変わらず。
1950年(昭和25年)8月1日 箱根登山鉄道鉄道線箱根湯本駅乗り入れ開始。
1951年(昭和26年)2月1日 本格的ロマンスカー1710形就役。
1951年(昭和26年)8月20日 特急列車の全席指定制が導入される。
1951年(昭和26年)11月1日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、大人10円、小児5円に。
1952年(昭和27年)4月1日 向ヶ丘遊園地が有料となる。
1953年(昭和28年)1月15日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃は変わらず。
1953年(昭和28年)4月1日 江ノ島鎌倉観光(現在の江ノ島電鉄)を関係会社に加える。
1954年(昭和29年)9月10日 立川バスを関係会社に加える。
1955年(昭和30年)10月1日 松田駅〜新松田駅間連絡線開通により、国鉄御殿場線直通準急列車「銀嶺(ぎんれい)」・「芙蓉(ふよう)」の運行を開始。
1957年(昭和32年)2月12日 大山観光電鉄を関係会社に加える。
1957年(昭和32年)6月22日 ロマンスカー3000形「SE」車就役。
1958年(昭和33年)6月20日 ロマンスカー3000形「SE」車が第1回鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞。
1959年(昭和34年)1月29日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃は変わらず。
1962年(昭和37年)10月19日 大野工場開設。経堂・相武台の両工場を閉鎖。
1962年(昭和37年)11月1日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃は変わらず。
1963年(昭和38年)3月16日 ロマンスカー3100形「NSE」車就役。
1964年(昭和39年)2月17日 新宿駅改良工事完成。小田急初の地上・地下の2層式の駅となる。
1964年(昭和39年)11月5日 急行列車の8両編成運転を開始する。
1966年(昭和41年)1月20日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、大人20円、小児10円に。
1966年(昭和41年)4月1日 全ての特急列車の列車無線使用開始。
1966年(昭和41年)4月23日 向ヶ丘遊園モノレール線開業。
1967年(昭和42年) 「箱根フリーパス」発売開始。
1967年(昭和42年)11月6日 新宿〜向ヶ丘遊園間などに各駅停車及び準急列車の大型(20m車両)6両編成運転開始。
1968年(昭和43年)7月1日 国鉄御殿場線の電化に伴い、気動車の運行を廃止し、ロマンスカー3000形「SSE」による乗り入れ開始。
1970年(昭和45年)10月5日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、大人30円、小児15円に。自動改札機を玉川学園前駅に試験導入
1972年(昭和47年)12月18日 海老名電車基地開設。
1974年(昭和49年)4月16日 全列車の列車無線使用開始。
1974年(昭和49年)6月1日 多摩線新百合ヶ丘〜小田急永山間開業。4駅開設。初乗旅客運賃、多摩線内に限り、大人40円、小児20円に。
1974年(昭和49年)7月20日 旅客運賃改定。小田原線・江ノ島線は、初乗旅客運賃、大人40円、小児20円に。多摩線は、変わらず。
1975年(昭和50年)4月23日 多摩線が小田急多摩センターまで延伸。
1975年(昭和50年)8月18日 本社事務所を新宿駅西口の小田急明治生命ビル(現・小田急明治安田生命ビル)に移転。
1975年(昭和50年)12月13日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、大人60円、小児30円に。
1977年(昭和52年)7月1日 新宿〜本厚木間の急行10両運転開始。
1978年(昭和53年)3月31日 営団地下鉄(現・東京地下鉄)千代田線との相互直通運転開始。同時に準急10両運転開始。
1979年(昭和54年)1月8日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、小田原線・江ノ島線は、大人70円、小児40円に。多摩線は、大人80円、小児40円に。
1979年(昭和54年)2月27日 高速バスと特急券の座席予約・販売にオンラインシステムを導入。
1979年(昭和54年)4月1日 「江ノ島・鎌倉フリーパス」発売開始(江ノ島線開業50周年を記念したもの)。
1980年(昭和55年)12月27日 ロマンスカー7000形「LSE」車就役。
1981年(昭和56年)5月6日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、小田原線・江ノ島線は、大人80円、小児40円。多摩線は、大人100円、小児50円に。
1981年(昭和56年)9月18日 ロマンスカー7000形「LSE」車が鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞。
1982年(昭和57年)4月1日 新宿駅改良工事が完成し、全面使用開始。
1982年(昭和57年)7月12日 箱根登山線に大型(20m車)6両編成乗り入れ開始。
1984年(昭和59年)1月25日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、小田原線・江ノ島線は、大人90円、小児50円。多摩線は、大人110円、小児60円に。
1984年(昭和59年)3月21日 全線の荷貨物営業を廃止。
1984年(昭和59年)11月6日 「南伊豆フリーパス」発売開始。
1985年(昭和60年)7月20日 「丹沢・大山フリーパス」発売開始。
1986年(昭和61年)10月4日 ロマンスカーに車内電話を設置。
1987年(昭和62年)7月1日 全てのロマンスカーに禁煙車を設置。
1987年(昭和62年)10月1日 全駅で、朝7時〜9時30分・夕方17時〜19時30分の間を「禁煙タイム」とし、一部の時間であるものの、駅構内の禁煙化が行われる。
1987年(昭和62年)12月23日 ロマンスカー10000形「HiSE」車就役。
1988年(昭和63年)3月22日 各駅停車の8両運転開始。
1988年(昭和63年)5月18日 特定都市鉄道整備積立金制度の適用により、旅客運賃改定。初乗旅客運賃、小田原線・江ノ島線は、大人100円、小児50円。多摩線は、大人120円、小児60円に。
1988年(昭和63年)10月1日 プリペイドカード「ロマンスカード」発売開始。
1989年(平成元年)4月1日 消費税の導入により、旅客運賃改定。初乗旅客運賃は変わらず。
1990年(平成2年)3月27日 多摩線が唐木田まで延伸。
1990年(平成2年)4月20日 「小田急時刻表」創刊。
1991年(平成3年)1月16日 自動改札システムを暫定的に新宿駅西口地下、百合ヶ丘、愛甲石田に設置。
1991年(平成3年)3月16日 ロマンスカー20000形「RSE」車就役。同時に東海旅客鉄道と相互直通運転を開始。
1991年(平成3年)11月20日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、小田原線・江ノ島線は、大人110円、小児60円。多摩線は、大人120円、小児60円に。
1992年(平成4年)3月28日 全通勤型車両に、「シルバーシート」が設置される。
1992年(平成4年)5月21日 「西伊豆フリーパス」と「中伊豆フリーパス」発売開始。
1993年(平成5年)5月1日 全駅で終日禁煙を実施(但し、喫煙コーナーは設置されている)。
1994年(平成6年)3月27日 喜多見電車基地使用開始。経堂電車基地は閉鎖。
1995年(平成7年)9月1日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、小田原線・江ノ島線は、大人130円、小児70円。多摩線は、大人140円、小児70円に。窓口端末更新開始。
1996年(平成8年)3月23日 ロマンスカー30000形「EXE」就役。
1996年(平成8年)7月15日 小田急ボイスセンター開設。
1996年(平成8年)10月1日 ホームページ「online
Odakyu」を開設。
1997年(平成9年)3月1日 全駅に自動改札機設置完了。
1997年(平成9年)4月1日 消費税率引き上げに伴い、旅客運賃改定。初乗旅客運賃は変わらず。
1997年(平成9年)6月23日 小田原線喜多見〜和泉多摩川間複々線化完成、使用開始。
1997年(平成9年)9月1日 小田原線開業70周年記念列車「ゆめ70」運行開始。
1997年(平成9年)12月28日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃は変わらず。
1998年(平成10年)8月22日 全線急行10両運転開始。
2000年(平成12年)2月13日 向ヶ丘遊園モノレール線運行休止(2001年2月1日に廃止)。
2000年(平成12年)8月頃 全駅・全小田急トラベルで窓口端末更新終了。および、特急券の全磁気化完了(元箱根案内所除く)。
2000年(平成12年)10月14日 共通乗車カードシステム「パスネット」導入。
2000年(平成12年) 小田原線開業70周年記念列車「ゆめ70」運行終了。
2001年(平成13年)4月1日 バス事業を小田急箱根高速バスに分社化。
2001年(平成13年)7月15日 特急チケットレス乗車サービス導入。
2002年(平成14年)3月23日 湘南急行・多摩急行新設。
2002年(平成14年)10月15日 日本鉄道賞表彰選考委員会により、「第1回日本鉄道賞
情報化への貢献部門 日本鉄道賞表彰選考委員会特別賞」を受賞。
2003年(平成15年)3月30日 小田原駅改良工事(橋上駅舎)が完成し、使用開始。および、特急列車の座席番号方式変更。この日から窓口端末を全駅・全小田急トラベルで一気にすべて再び更新。
2003年(平成15年)5月1日 全駅の全面禁煙化実施。
2003年(平成15年)8月1日 箱根登山鉄道を完全子会社化。
2004年(平成16年)10月1日 箱根地区の事業各社を統括する持株会社小田急箱根ホールディングス発足。
2004年(平成16年)12月11日 湘南急行を廃止し快速急行・区間準急新設。同日、「小田急東京メトロパス」発売開始。
2005年(平成17年)3月19日 ロマンスカー50000形「VSE」車就役。
2005年(平成17年)3月20日 旅客運賃改定。初乗旅客運賃、大人120円、小児70円に。従来あった、多摩線加算運賃制度は廃止。なお、定期運賃は、同年4月1日に改正。
2005年(平成17年)6月 創業一族の利光國夫が有価証券偽造報告の責任を取り会長を辞任。
2005年(平成17年)8月12日 ロマンスカー10000形「HiSE」車2編成を長野電鉄へ譲渡。長野電鉄では特急「ゆけむり」として2006年12月より運転開始。
2005年(平成17年)9月30日 ケーブルテレビ事業の子会社小田急情報サービス(現・J:COMせたまち)の全株式をジュピターテレコムに譲渡。
2006年(平成18年)1月 ロマンスカー50000形「VSE」がグッドデザイン賞を受賞。
2006年(平成18年)2月23日 主要13駅にAEDを設置。
2006年(平成18年)6月16日 ロマンスカー50000形「VSE」が鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞。
2006年(平成18年)7月 海老名駅自由通路整備事業の工事開始。
2006年(平成18年)10月1日 全係員の制服を一新。駅員・乗務員は15年振り、技術係員は20年振りの変更となった。
2007年(平成19年)3月18日 PASMOを導入予定。ロマンスカー全面禁煙化の予定。
2007年(平成19年)9月 東京メトロ千代田線への直通運転用通勤車両4000形就役予定。
2008年(平成20年)春 ロマンスカー60000形「MSE」車就役、東京メトロ千代田線への乗り入れ開始予定。
路線
小田急電鉄路線のランドサット
小田原線本厚木〜小田原間の拡大
小田原線新宿〜相模大野間と多摩線の拡大
小田原線相模大野〜本厚木間と江ノ島線の拡大
小田原線
1927年4月1日に全線開通。東京都新宿区の新宿駅から神奈川県小田原市の小田原駅までを結ぶ。
東京圏の通勤路線としての性格と、有料特急ロマンスカーをはじめとする小田原・箱根方面への観光輸送の両面を持つ。
東京都区部を通る区間を中心に通勤時間帯は混雑する。そのため、代々木上原駅から登戸駅〜和泉多摩川駅間の地点との間は輸送力増強のため複々線化事業が行われており、2004年11月までに代々木上原駅〜梅ヶ丘駅を除く区間が完成している。
若者の街下北沢、高級住宅街の成城、住宅地・繁華街の町田、ベッドタウン・工業地の本厚木や、海に面する歴史に満ちた城下町小田原を結ぶ、小田急を代表する路線である。
東京メトロ千代田線と相互直通運転を行っていて、小田急の車両は代々木上原駅から東京メトロ綾瀬駅まで乗り入れる。なお、東京メトロの車両はJR東日本取手駅方面から千代田線、小田原線を経て多摩線唐木田駅へ通し運転されるものもある。
また、小田原駅から箱根登山鉄道箱根湯本駅まで特急ロマンスカー、急行列車及び一部の各駅停車が乗り入れる。
特急「あさぎり」は新松田駅〜松田駅間の連絡線(新松田駅構内ではなく少し渋沢駅寄りにある)を経由して東海旅客鉄道(JR東海)御殿場線沼津駅まで両社相互に直通運転を行っている。
他の路線が朝ラッシュ時の下り、夕ラッシュ時の上りが閑散とするのに対して特に繁忙期(4月〜5月)は沿線の大学(下記参照)などの学生による逆方向輸送人員もかなりあり、必ずしも逆方向=閑散としているとは言い難い。特に東海大学前駅の名は、この影響から大根駅から改称されたと言われる。但し、東海大学湘南校舎と東海大学前駅は直線距離にして1km程離れている。また、学生の長期休暇中(7月〜8月・12月〜3月)の朝ラッシュ時の下り方面・夕ラッシュ時の上り方面は閑散としているが、朝ラッシュ時の上り方面・夕ラッシュ時の下り方面はあまり変わらない。
アクアリウムで検索
沿線には大学などの教育施設が非常に多い。特に成城学園前駅と玉川学園前駅は開業時から駅名が変わっていないことからも教育施設の多さを窺わせる。
沿線の大学・私立学校とその最寄り駅
工学院大学(新宿駅)
国士舘大学(梅ヶ丘駅・鶴川駅・多摩線小田急永山駅)
東京農業大学(経堂駅・千歳船橋駅・本厚木駅(厚木キャンパス))
日本大学商学部(祖師ヶ谷大蔵駅)
成城学園(成城学園前駅)
専修大学生田キャンパス(向ヶ丘遊園駅)
明治大学生田キャンパス(生田駅)
日本女子大学(読売ランド前駅)
桐蔭学園(柿生駅)
和光学園(鶴川駅)
玉川学園(玉川学園前駅)
相模女子大学(相模大野駅)
北里大学(相模大野駅)
東京工芸大学厚木キャンパス(本厚木駅))
神奈川工科大学(本厚木駅)
昭和音楽大学(本厚木駅)2007年春より新百合ヶ丘に移転(予定)
松蔭大学(愛甲石田駅)
東海大学湘南キャンパス(東海大学前駅)
関東学院大学小田原キャンパス(小田原駅)
国際医療福祉大学小田原キャンパス(小田原駅)
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (江ノ島線湘南台駅)
文教大学湘南キャンパス (江ノ島線湘南台駅)
湘南国際女子短期大学 (江ノ島線湘南台駅)
日本大学生物資源科学部(江ノ島線六会日大前駅)
桐光学園(多摩線栗平駅)
向上学園〈向上高校・自修館中等教育学校〉(愛甲石田駅)
江ノ島線
神奈川県相模原市の相模大野駅から神奈川県藤沢市の片瀬江ノ島駅間を結ぶ。正確には相模大野駅から小田原駅方の地点に小田原線との分岐点「相模大野分岐点」があり、ここは運賃計算に反映されている。小田原線が開業して2年後の1929年4月1日に全線開通した。
小田原線新宿駅・町田駅などから直通列車が運行されている。
多摩線
神奈川県川崎市の新百合ヶ丘駅と東京都多摩市の唐木田駅を結ぶ。東京メトロ千代田線と併せて東京都の都市計画9号線を実現する。
多摩ニュータウンへの連絡鉄道として建設された経緯がある。途中の小田急多摩センター駅まで開業した当時、そこより先を橋本駅まで京王相模原線と併走する計画であったが、京王相模原線と競合する事や単純に旅客需要が見込めない事から取り下げ、唐木田駅と車庫を開業させた。
今後は横浜線相模原駅や相模線上溝駅方面への延長も計画されており、相模原駅延伸への前提となる米軍相模総合補給廠の一部返還が事実上内定したことから実現されるかどうか注目されている。
開業当初から2002年までは線内折り返しがほとんどだったが、現在は区間準急と千代田線・常磐線直通の多摩急行がそれぞれ日中に毎時2本運転されている。また、この他に線内折り返しの各停が毎時4本運転されており、同線では区間準急(線内各駅停車)と共に最低でも毎時6本が確保されている。
急行と多摩急行は多摩線内では栗平駅、小田急永山駅、小田急多摩センター駅、唐木田駅に停車する。なお、平日朝には唐木田から線内折り返し及び千代田線・常磐線直通の急行が、また夜間には新宿〜唐木田間のロマンスカーホームウェイなども見られる(平日:3本、休日:2本)。
将来は、川崎縦貫高速鉄道線との相互直通運転も計画されている。
向ヶ丘遊園モノレール線
小田原線の向ヶ丘遊園駅から向ヶ丘遊園の近くの向ヶ丘遊園正門駅までの間1.1kmを結んでいた、モノレールとしては日本では数少ないロッキード式モノレールだった。それまでの豆電車に代わって1966年に開業した。
2000年2月の点検時にモノレールの台車に致命的な欠陥のある事が発覚したため、同月13日に運転が休止された。改修費用が試算されたところ、ロッキード式という希少な車種であった事が災いし、莫大な費用と時間が掛かる事が判明した。一方、同線は遊園地への輸送が目的であり、その遊園地の利用客も減少していたため、費用対効果の面から改修費用が捻出不可能との判断が下される。これにより、運休1年後の2001年2月1日に正式廃止となり、翌3月にはさよなら展示会が向ヶ丘遊園正門駅で開催された。
1980年代には、向ヶ丘遊園でウルトラマンショーが開催された際は、PRを兼ねて運転台にウルトラマンのお面を取り付けていた。
向ヶ丘遊園自体も2002年3月いっぱいで閉鎖(バラ苑のみ川崎市の管理で存続)となり、今ではレールも撤去され、その面影をしのばせる物は存在しない。
その他の営業線
JR東海御殿場線へ直通運転するために、小田原線新松田駅付近から御殿場線松田駅へ向かう連絡線(通称・松田連絡線)が存在する。定期列車では特急「あさぎり」のみ使用する単線で、これも小田急の営業路線である。車両メーカーからの新車搬入(甲種輸送)の際にもこの連絡線が使用される(かつては小田原駅で行っていた)。
優等列車
小田急電鉄では、新宿駅をターミナルとして「ロマンスカー」と総称して呼ばれる有料特急列車を運行しており、系統・種類に応じて下記の愛称がある。全列車、全座席指定。
現在の愛称
「はこね」:小田原線系統で、箱根登山鉄道鉄道線に乗り入れ、箱根湯本駅まで運行する列車。
「スーパーはこね」:上記の「はこね」の新宿〜小田原無停車列車であり、箱根湯本まで乗り入れ運行する列車。
「さがみ」:小田原線系統の列車で、箱根登山鉄道線に乗り入れないもの。基本的には小田原駅発着だが、車庫の都合で区間運行の列車も存在する。1999年に「サポート」という愛称に変更されたが2004年12月のダイヤ改正で再改称された。
「えのしま」:江ノ島線系統の列車。
「あさぎり」:JR東海御殿場線に乗り入れ、沼津駅まで運行する列車。御殿場駅〜沼津駅間のみ自由席を設定。担当形式車両は20000形RSE及びJR東海371系
「ホームウェイ」:新宿駅を18時以降に発車する下り列車。JRでの「ホームライナー」に相当し、該当する時間帯は「はこね」・「さがみ」・「えのしま」系統の全ての列車がこの愛称となるが、多摩線直通の列車も平日に3本、土曜・休日に2本(2004年12月現在)存在する。通勤時間帯での運行となるため、日中に比べ多少時間が掛かることが多い。
過去の愛称
「サポート」:1999年に「さがみ」に変わって登場。2004年12月のダイヤ改正で「さがみ」の復活に伴い消滅。
「あしがら」:1999年に廃止。さがみと同様に小田原系統の列車、「さがみ」との相違点は停車駅。
車両
小田急電鉄の場合、2600形までの通勤用車両については制御装置等の英字による略称を内部用語として用いる事があり、趣味的にも流用される。また、その延長で3000形に"Super
Express(Car)"の略称である「SE」の通称を与え、以降特急形車両については内部または公募で愛称・略称を与えられている。前者は全電動車式高性能車の問題を、後者は小田急ロマンスカーを参照されたい。なお、京浜急行電鉄、京成電鉄や西日本鉄道と同様に「〜系(けい)」ではなく「〜形(がた)」と言う。
現在の車両
50000形「VSE」
3000形
特急形車両
50000形「VSE」
30000形「EXE」
20000形「RSE」
10000形「HiSE」(2編成が長野電鉄に譲渡された)
7000形「LSE」
通勤形車両
3000形
2000形
1000形
8000形(一部車両がリニューアル)
5000形・5200形(一部車両が廃車)
鉄道事業用車
クヤ31
乗り入れ車両
東京地下鉄
6000系
06系
東海旅客鉄道(JR東海)
371系(「あさぎり」用)
過去の車両
3100形「NSE」
3000形「SE」・「SSE」
4000形(初代)
小田原急行1形(1100形)
500形
特急形車両
3100形「NSE」
3000形「SE」・「SSE」
特急形気動車
キハ5000形・5100形
特急形車両として登場後通勤形車両に格下げされた車両
2300形
1700形
1910形
2320形(準特急用)
通勤形車両
9000形(初代千代田線乗り入れ用車両・ローレル賞受賞車両)
旧4000形(元釣り掛け車。のちに2400形の機器流用)
2600形(初の大型鋼製車両)
2400形
2220形
2200形(初の高性能車)
2100形
1900形
1800形(63系などを改造)
1600形
1500形(帝都電鉄モハ200形→小田急デハ1500形/帝都電鉄クハ500形→小田急クハ1550形)
1400形
1300形(小田原急行151形・大東急→小田急1250形)
1200形(小田原急行101形・121形・131形・大東急1200形)
1100形(小田原急行1形・大東急→小田急1150形)
モノレール
500形
登場予定車両
60000形「MSE」(2008年春に登場予定の東京地下鉄千代田線直通仕様特急車両)
新4000形(2007年9月に登場予定の東京地下鉄千代田線直通仕様車両)
その他
小田急電鉄の電気機関車
小田急電鉄の荷物電車
車両基地・検修施設
小田急電鉄の車両検修施設の項を参照。
運賃
大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2005年3月20日改定。
キロ程 運賃(円)
初乗り3km 120
4〜6 150
7〜9 180
10〜13 210
14〜17 240
18〜21 270
22〜25 300
26〜29 330
30〜33 360
34〜37 400
38〜41 440
42〜46 480
47〜51 520
52〜56 570
57〜61 610
62〜66 650
67〜71 700
72〜76 750
77〜81 800
82〜83 850
フリーパス・クーポン
小田急は沿線に、箱根や江の島・鎌倉、丹沢・大山、伊豆といった有名観光地があり、観光客向けに「フリーパス」や「クーポン」を発売している。
フリーパス
箱根フリーパス・箱根ウィークデーパス・冬季箱根ウィークデーパス
江の島・鎌倉フリーパス
丹沢・大山フリーパス
西伊豆フリーパス
中伊豆フリーパス
伊東観光フリーパス
南伊豆フリーパス
小田急東京メトロパス
クーポン
小田急箱根レイクホテル(日帰り)入湯クーポン(新宿発着の小田急箱根高速バスの往復割引乗車券と「箱根レイクホテル」の天然温泉「シャクナゲの湯」の割引入浴休憩券(入浴タオル付))
箱根ホテル小涌園湯ったりクーポン (小田急線乗車駅〜強羅駅間と箱根登山バス(指定区間内)の往復割引乗車券と、「ホテル小涌園」の入湯券及び昼食)
箱根小涌園ユネッサン湯遊びクーポン(小田急線乗車駅〜強羅駅間と箱根登山バス(指定区間内)の往復割引乗車券と、「ホテル小涌園」の「ユネッサン」の入湯券)
ホテルおかだ 「湯の里」湯本湯ったりクーポン
(小田急線乗車駅〜箱根湯本駅間の往復割引乗車券と、「ホテルおかだ」の「湯の里」の入湯券と昼食)
箱根ベゴニア園・ひめしゃらの湯クーポン(小田急線乗車駅〜箱根湯本駅間の往復割引乗車券と、「箱根ベコニア園」・「ひめしゃらの湯」の割引入湯券)
箱根仙石入湯クーポン(新宿〜仙郷楼前間の小田急箱根高速バスの往復割引乗車券と、「南甫園」の割引入湯券)
箱根野天風呂クーポン
A天山(小田急線乗車駅〜箱根湯本間の往復割引乗車券と「天山湯冶郷」の割引入湯券)
Bかっぱ天国(小田急線乗車駅〜箱根湯本間の往復割引乗車券と「かっぱ天国」の割引入湯券)
箱根旧街道ハイキングパス(小田急線乗車駅〜小田原駅間の往復割引乗車券と、箱根登山電車(指定区間)・箱根登山バス(指定区間)のフリー区間の乗降自由。2日間有効)
宮ヶ瀬ダムハイキングパス(小田急線乗車駅〜本厚木駅間の往復割引乗車券と、神奈川中央交通バス(指定区間)のフリー区間の乗降自由。2日間有効。)
足柄古道・万葉ハイキングパス(小田急線乗車駅〜新松田駅間の往復割引乗車券と、神奈川中央交通バス(指定区間)のフリー区間の乗降自由。2日間有効。)
箱根園水族館ハイウェイパス(新宿〜箱根園間の小田急箱根高速バスの片道割引乗車券と、「箱根園水族館」の割引入場券)
箱根園プリンスホテル&ランチクーポン(新宿〜箱根園間の小田急箱根高速バスの往復割引乗車券と、「箱根プリンスホテル」の温泉入湯券及びランチ利用券)
箱根ガラスの森ハイウェイパス(小田急箱根高速バスの往路片道割引乗車券と、「箱根ガラスの森」の割引入館券)
彫刻の森美術館クーポン(小田急線乗車駅〜彫刻の森駅・強羅駅間の往復割引乗車券と、「箱根彫刻の森美術館」の割引入館券。2日間有効)
御殿場往復割引キップ (小田急線乗車駅〜JR御殿場線御殿場駅間の往復割引乗車券)
箱根湿生花園ハイウェイパス(小田急箱根高速バスの往路片道割引乗車券と、「箱根湿生花園」の割引入場券。3月20日〜11月30日までの限定発売)
小田急電鉄は、2003年に西武鉄道と業務提携を結んでいる事から、西武線で発売している各種フリーパスも発売している。なお、フリーパスの特典は西武鉄道の項を参照。特典には小田急線乗車駅から同線新宿駅の往復乗車券が付加されている。
小江戸川越フリークーポン
サービス・ソフト面
関東の私鉄では、最も早くから全駅にトイレットペーパーを備えた(京成電鉄も同様)。
2003年10月24日に横浜銀行と連携し、全駅にATM設置を開始し、2005年4月1日に全駅でATMを始動させた。日本の鉄道会社の中では初の試み。
安藤記念事業団(厚生事業団)を通して社会還元を行っている。安藤楢六は中興の祖である。
日本映画の主題歌第一号となった『東京行進曲』(作詞:西条八十、1928年)に当時急速に発展していた新宿の代名詞の一つとして歌い上げられている。
1970年代前後には多くのテレビドラマの舞台として電車が登場し、沿線ドラマは全国に知れ渡るところとなった(代表例:ウルトラシリーズ・ケンちゃんシリーズなど)。
近畿日本鉄道と同様「ストライキのない私鉄」として知られ(私鉄総連に加盟する労働組合は存在する)、信頼性は高い。
一方、沿線における戦後の急速な人口増加を見極めきれず、新宿駅の大改良では短期間での再工事を行わざるを得なかった。
世田谷区を中心とする沿線地主・支援者の反対運動などもあって、複々線化工事は遅れ、現在に至るまで劇的なラッシュ時の混雑解消やスピードアップは実現していない。なお、2004年11月に梅ヶ丘〜和泉多摩川まで複々線が完成。引き続き梅ヶ丘〜東北沢間(代々木上原〜東北沢間は一旦完成していたが下北沢駅周辺の整備との関係で再工事)と和泉多摩川〜向ヶ丘遊園間(川崎市による周辺地域の区画整理の遅れのため3線化)の複々線化工事は行われる。
技術面での評価は高く、1957年には3000形「SE車」が東海道線にて当時の狭軌鉄道での最高速度世界記録(145km/h)を樹立した。その他、鉄道関係の賞(ブルーリボン賞、ローレル賞など)を数多く受賞している。
安全面としては、脱線防止ガードを半径400m以下のカーブに設置している。
複々線区間等一部の軌道にはラダー枕木など最新の軌道技術を採用し、乗り心地にも配慮している。
毎年10月の休日に、鉄道の日に因み、海老名電車基地内で鉄道ファン向けのイベント「ファミリー鉄道展」を開催している。鉄道グッズ・食品の販売、鉄道模型の展示、鉄道車両の撮影会が主なイベントである。
自動券売機などの更新には積極的で、早い時期に1万円札まで対応の券売機が全駅に設置されている。
一部を除く全ての券売機では特急券(特急券付の乗車券も含む)・定期券・フリーパス類をクレジットカードで購入できる。
小田急では2005年を除き年2回社債を1月と7月(通称小田急箱根あじさいボンド、100万円以上、2006年7月の募集金額は150億円、格付AA-、利率は税込1.3%)野村、大和証券などで一般投資家向けに起債している。この資金などで各駅のバリアフリー化、待合室の設置などを行っている。
火災防止のため、全ての通勤型車両で車両間にある仕切扉のドアストッパーを撤去した。
中国語・韓国語による案内も他の鉄道会社より比較的充実しており、一部の駅名標には英字に加えてハングルの併記も行われている。
鉄道会社としては、初めて「早期地震警報システム」を導入し、2006年8月1日に気象庁が特定事業者に向けて提供する配信開始にあわせて運用を開始した。
一部を除く乗車券・特急券・フリーパスはJTBでも購入できる。
国際ブランド(VISA・MasterCard)のクレジットカードを自社で発行するのは、日本の民営鉄道では、小田急電鉄が唯一である(なお、鉄道会社では、小田急以外だと東日本旅客鉄道のみが行っている)。
その他
1949年11月27日付の朝日新聞朝刊に、プロ野球に関する記事があり、その中に『新リーグの一つは名称セントラルリーグ
で、巨人・阪神・中日・大陽の既成球団と、大洋漁業・西日本新聞・小田急の八チーム』とあった。この時点では小田急はプロ野球球団の所有を計画していた(他にも京阪電気鉄道などもプロ野球球団の所有を構想した時期もあり)。なお、現実は、小田急はプロ野球球団を持つことはなく、国鉄が持ち、「国鉄スワローズ」(→サンケイ→ヤクルト)が発足した。
関連項目
日本の鉄道会社一覧
小田急グループ
小田急ポイントカード
小田急沿線新聞
林間都市
三菱電機 - 同社のモーター・制御装置を採用している
のんびりハイク&ウォーク
グーパス
三木鶏郎 - 小田急のCMソングを手掛ける
いきものがかり - 楽曲「SAKURA」中に『小田急線の窓に』という歌詞がある。また、同名のシングルのプロモーションビデオは富水駅で撮影された。
越智静香 - 1st写真集「one mile alice」は小田急線全駅を舞台に撮影した。
宇宙のステルヴィア - 登場人物の多くが小田急の駅名にちなんでいる
外部リンク
小田急電鉄ホームページ
小田急グループイエローページ
小田急ロマンスカーの東京メトロ千代田線への乗り入れについて
グーパス